多い日には3個も 空港に“不審”なスーツケース

多い日には3個も 空港に“不審”なスーツケース

日本の空の玄関口、成田空港。利用客が不安の声を上げているのはある落とし物。捨てられたのかごみ箱の横にチャックが開いたままのスーツケースが。実は、成田空港では、こうしたスーツケースなどの落とし物が年々増えてきているというのだ。海外では、スーツケースに爆発物を入れるテロも起きているため成田空港では中身を検査するなど厳重な対応をとっている。成田空港近くの警察署にある落とし物を管理する倉庫。落とし物のスーツケースは50個にも上り、3カ月は処分できないため倉庫で保管されている。中には何が入っているのか。特別に見せてもらうと…。衣類が入っている。夏物の男性ものだろうか。シャツだ。さらに…。こちらのスーツケースはすごく軽い。中、開いているけども。中身は空っぽだ。年間200個以上落とし物として届けられるスーツケース。では、なぜ空港に放置していくのだろうか。 成田国際空港空港警察署・澤田泰伸会計課長:「実際に忘れて行ってしまった人も多数いると思う。なかには新しいスーツケースを買って中身を入れ替えて、置いていく人がいるかもしれない…」 日本製のスーツケースは品質が良いとされ、購入する来日客も多い。その結果、古いスーツケースが邪魔になり空港に放置していくことが少なくないのだ。外国人旅行者の更なる増加が見込まれる日本。今後さらなる対策が求められそうだ。 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000122204.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32838570