「がんばろう石巻」は復興象徴 震災伝える場整備も

「がんばろう石巻」は復興象徴 震災伝える場整備も

 東日本大震災の発生から7年を迎えました。これまでに確認された死者・行方不明者は関連死を含めて2万2000人を超えています。被災地では2018年3月11日朝から犠牲者への黙祷が捧げられました。地震や津波で多くの犠牲者が出た宮城から報告です。 (野口ちひろアナウンサー報告) 震災で最も多くの犠牲者が出た宮城県石巻市です。「がんばろう!石巻」と書かれた看板は、震災の1カ月後に住民が「震災に負けない」という気持ちを込めて設置したもので、石巻の祈りと復興の象徴となっています。風もなく温かい日差しのなか、11日は朝早くから多くの人が慰霊に訪れ、県外からも毎年、この日になると必ず来ているという人もいました。 震災前、この一帯には約1800戸の住宅がありましたが、津波で壊滅的な被害を受けました。この場所は2年後に復興祈念公園になります。近くには、震災遺構として保存する「門脇小学校」があり、周辺は犠牲者への祈りと震災の教訓を伝える場として整備が進みます。 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000122628.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32867655