米朝会談は「最高の取引に」 トランプ大統領が期待示す

米朝会談は「最高の取引に」 トランプ大統領が期待示す

トランプ米大統領は3月10日、東部ペンシルベニア州で演説し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からの会談要請を受け入れたことについて、「彼らは(弾道)ミサイルを撃つつもりはなく、私はそれを本当に信じている。彼らは平和を欲しているのだと思う」と語った。北朝鮮は訪朝した韓国の鄭義溶国家安保室長に対し、対話が継続している間の核実験やミサイル発射の凍結を約束している。トランプ氏は「何が起こるかなんて誰も分からない。私はすぐに立ち去るかもしれないし、そのまま席に座って世界にとって最高のディール(取引)を成し遂げるかもしれない」とも述べ、首脳会談での成果に期待を示した。トランプ氏はまた、「もっと早く対処されるべき問題だった」と述べ、非核化を実現できなかった歴代の米政権を批判。核開発凍結の見返りに軽水炉の供与などを決めた1994年の米朝枠組み合意について「クリントン(元大統領)は巨額の金を使ったが、われわれは何も得なかった」と指摘した。 米朝首脳会談の受諾表明後、トランプ氏が公の場で話すのは初めて。演説に先立って記者団に対しても、金委員長がミサイル実験の凍結を約束し、非核化を受け入れたと強調し、「きっとわれわれはとてつもない成功を手にする。これはすごいことだ」と述べた。 トランプ氏は10日、ツイッターでも北朝鮮に関し相次いで投稿。中国の習近平国家主席との電話会談について「長時間話した。米国が不穏な他の選択肢よりも外交的な問題解決へ努力していることを評価すると言ってくれた」と紹介し、「中国は引き続き助けになる」と語った。 安倍晋三首相との電話会談にも言及し、米朝会談に関して「首相はとても熱が入っていた」とツイートした。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031100166&g=use

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32868979