憲法改正より“森友問題” 経団連会長が釘刺す

憲法改正より“森友問題” 経団連会長が釘刺す

 経団連の榊原定征会長は3月26日の会見で、自民党が進める憲法改正論議について「まず、森友問題を明らかにして、まずは国民の信頼を得ることが大事だ」として拙速に進めることに釘を刺しました。 経団連・榊原定征会長:「在任中に憲法を変えたいという総理の考えは理解できる。ただ、いまの今、そういう時期ではないのではないか。時期については急がないことだと思っている。いま大事なことは政治に対する国民の不信感…信頼感をまず確立することが大事」 前日の自民党大会で安倍総理大臣は、憲法改正に強い意欲を示していました。榊原会長は憲法改正については理解を示したものの、国民の幅広い理解と支持が前提だとして森友学園の土地売却に関する公文書の改ざん問題で国民の不信感が募っている今、憲法改正論議を進める時期ではないとの考えを示しました。また、経済再生を最優先にしてほしいというこれまでの考えを強調しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32964380