皇太子さまの新天皇「即位の礼」は2019年10月22日に

皇太子さまの新天皇「即位の礼」は2019年10月22日に

 政府は3月30日午前、天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位に伴う式典準備委員会(委員長=菅義偉官房長官)の第3回会合を首相官邸で開き、基本方針を決めた。新天皇が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」を2019年10月22日に行う。新天皇が三権の長ら国民代表と会う「即位後朝見の儀」は即位日の19年5月1日に実施する。政府は4月3日に基本方針を閣議決定する。  即位礼正殿の儀は、19年11月14、15日に予定される新天皇が国民の安寧などを祈る「大嘗祭」までの日程に余裕を持たせるため、前回の11月12日から前倒しした。また即位後朝見の儀は前回、即位の2日後だった。今回は天皇の逝去を伴わないこともあり、天皇の地位は「国民の総意に基く」とする憲法の趣旨をふまえ、即位日に国民代表と会うのがふさわしいと判断した。  歴代天皇に伝わる剣などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」の参列者は前回、皇位継承資格のある男性皇族に限っていたが、委員会では、今回も女性皇族の参列は認めないことを決めた。菅氏は記者会見で「平成の例を踏襲する。参加する皇族は男性皇族だけになる」と述べた。  即位に伴う儀式は、即位日の19年5月1日にまず、「剣璽等承継の儀」を実施。その後、「即位後朝見の儀」を開く。19年10月22日は「即位礼正殿の儀」を行い、その後にパレードの「祝賀御列の儀」がある。22日以降に、即位を祝う宴会「饗宴(きょうえん)の儀」を開く。  これらの五つの儀式は前回と基本的に同じで、前回同様にいずれも国事行為として行う。基本方針は「前回、現行憲法下で十分な検討が行われた」とした。饗宴の儀の回数や規模は、「時代の変化に合わせる」として簡素化を検討する。  また「退位礼正殿の儀」は19年4月30日、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となることを宣言する「立皇嗣の礼」は20年に、それぞれ国事行為として行う。各儀式の詳細は、今年秋をめどに設置する首相をトップとする「式典委員会(仮称)」で決定する。    https://mainichi.jp/articles/20180330/dde/001/040/064000c

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32970334