映画「カトマンズの約束」 ネパール地震から3年

映画「カトマンズの約束」 ネパール地震から3年

2015年4月25日に起きたネパール大地震から3年。震災をテーマにした日本とネパールの合作映画「カトマンズの約束」の日本語字幕版が完成し、25日に東京・中野ZEROホールで、渋谷ユーロライブでは30日から5月6日まで劇場公開されることになった。目白大に今月新設されたメディア学部の特任教授、伊藤敏朗監督(60)が自主製作。東京情報大を選択定年し、退職金をつぎ込んだという伊藤監督に、映画について、さらにはメディア学について聞いた。(酒井 隆之)  日本での一般公開が決まった「カトマンズの約束」は、震災直後のカトマンズで大規模ロケを敢行、日本の国際緊急援助隊の活躍と被災地で復興へと立ち上がる人々の姿を描いた作品だ。伊藤監督は、目白大メディア学部の特任教授として映画論、シナリオ論、ショートフィルム論なども担当。東京・新宿区中落合の目白大新宿キャンパスにあるガラス張りのサテライトスタジオで、映画製作に至った熱い思いなどを語った。  「自分で言うのも何ですが、映画論のいい教材になると思います。映画がいいというよりも、映画監督がカットや録音も含めて自分の映画を分析的に話すというのは、ありそうでなかったことなんです。評論家のような先生による解釈学とは違いますから」 「江戸っ子たちの町というか、下町の濃密な人間関係ができている都市で、中世の建築が飾り物ではなく、そういう人たちによって生きている、動態保存されているような世界遺産なんです。デジャブ(既視感)というか、ここで生まれたんだっけな、というぐらいの思いにとらわれたんです」 http://www.hochi.co.jp/topics/20180414-OHT1T50304.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33104916