“日本最古の顔”はどんな顔? デジタル処理で復元

“日本最古の顔”はどんな顔? デジタル処理で復元

4月22日 23時48分2万7000年前の人たちはどんな顔をしていたのか。沖縄県の石垣島で見つかった日本最古と見られる頭の骨から得られたデータをデジタル処理して、顔が復元されました。沖縄県西原町の県立埋蔵文化財センターで20日、センターの登川安政所長や研究グループのメンバーなどが顔の写真パネルを公開しました。石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡から見つかった日本最古と見られるおよそ2万7000年前の頭の骨のデータをデジタル処理して、肉づきや皮膚まで復元しました。復元された顔は男性で、彫りがやや深めで額が広く、センターは「国内最古の顔」だとしていて、研究グループの代表で琉球大学の土肥直美元准教授は「沖縄のどこかで見たことがあるような顔に仕上がっていると感じます」と話していました。復元された顔の模型は6月17日まで、東京の国立科学博物館で展示されています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33108066