通過列車に黙とう JR福知山線脱線事故から13年

通過列車に黙とう JR福知山線脱線事故から13年

 乗客乗員合わせて107人が死亡したJR福知山線脱線事故から13年。兵庫県尼崎市の事故現場は追悼の祈りに包まれています。 事故発生時刻の4月25日午前9時18分を前に、警笛を鳴らす電車が通過すると、遺族らが黙祷を捧げました。2005年4月25日、JR福知山線の快速電車が脱線し、乗客ら107人が死亡、562人がけがをしました。 母を亡くした中村海里さん(27):「やっぱり(母に)会いたいという気持ちは変わらないです」 「追悼慰霊式」では、JR西日本の来島達夫社長が「かけがえのない尊い命を奪ってしまいました」と謝罪。安全対策を続けてきたJR西日本ですが、去年12月、新幹線の台車に破断寸前の亀裂が見つかる重大インシデントを起こしていて、事故から13年経った今、改めて姿勢が問われています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33109247