東電の裁判 巨大地震の予測に気象庁職員「妥当」

東電の裁判 巨大地震の予測に気象庁職員「妥当」

 福島第一原発の事故を巡る東京電力の旧経営陣の裁判で、東電側が疑問視していた巨大地震の予測について、気象庁の職員が妥当であったと証言しました。 東電の元会長・勝俣恒久被告(78)ら3人は、第一原発が津波で浸水して爆発する可能性を予見できたのに対策を怠り、死傷者を出した罪に問われています。東電の社内では、政府が2002年に公表した地震の長期評価をもとに15メートルを超える津波が第一原発を襲うという試算が出ていましたが、長期評価自体を疑問視して津波対策を先送りしていました。裁判では、気象庁の職員が出廷し、地震の予測は専門家が議論してほぼ全員一致で取りまとめられたもので、信頼性は揺るがないと証言しました。関連東電社員が証言 津波対策進まず「力抜けた」 sm33034509 【3.11特集】東電はどう裁かれるのか 〜裁判で見えてきた新事実〜 sm32875043

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