銃乱射で生徒10人死亡 米テキサス州の高校

銃乱射で生徒10人死亡 米テキサス州の高校

米テキサス州サンタフェの高校で5月18日、在校生による銃の乱射事件があり、10人が死亡、10人が負傷した。調べによると、銃撃犯は在校生のディミトリオス・パグルチス容疑者(17)。父親が正規に所有していた散弾銃と回転式拳銃を使ったとされる。殺人罪で逮捕・訴追され、ガルベストン郡刑務所に勾留された。テキサス州のグレッグ・アボット州知事は、学校の内外で「色々な種類の爆発装置」が見つかったと明らかにした。「二酸化炭素装置」や「火炎瓶」が含まれていたという。アボット知事によると、容疑者の日記やコンピューターや携帯電話などに、犯行計画とみられる内容が記録されており、本人は犯行後に自殺するつもりだと書いていた。容疑者が自分で死ぬ勇気がなかったため「投降した」と述べた。ダン・パトリック副知事によると、事件当時の校内には生徒1400人がいた。被害者のほとんどは生徒だったが、地元報道によると、高校に常駐するジョン・バーンズ警官も重傷を負った。生徒たちによると、容疑者は午前8時(日本時間午後10時)前、美術の授業に押し入り、発砲を開始した。「誰かが散弾銃を手に教室に入って、撃ち始めた。女の子が脚を撃たれた」と、目撃者の1人が地元テレビ局に話した。生徒のダコタ・シュレイダーさんは米CBSニュースに、火災報知機が鳴り始めると誰もが走って逃げ出したと話した。「警報が鳴って、みんなで顔を見合わせたら、バン、バン、バンって聞こえたんです。隠れようと一番近い階に必死で走って、母親に電話しました」容疑者はソーシャルメディアに、自分は無神論者で「政治は大嫌いだ」と書いていた。4月30日には、「Born to Kill(殺すために生まれた)」というスローガン付きTシャツの写真を投稿していた。 http://www.bbc.com/japanese/44178869

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33233045