日大「フェニックス」の内田監督、悪質タックル問題で辞意 しかし大学理事の地位はそのままで募る不信感

日大「フェニックス」の内田監督、悪質タックル問題で辞意 しかし大学理事の地位はそのままで募る不信感

日本大学のアメリカンフットボール部の選手が、試合中、関西学院大学の選手に後ろからタックルをしてけがをさせた問題で、日大の内田正人前監督について、大学関係者は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」と証言しています。内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務めています。大学の関係者によりますと内田前監督は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」ということです。また「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」ということです。日大選手がミーティング 前監督参加せず 辞任の説明もなし今回の問題のあと全体練習を休止している日本大学のアメリカンフットボール部の選手たちは、5月21日夜、東京・世田谷区にあるキャンパスでミーティングを行い今後の方針などについて話し合いました。今回の問題で、日大アメリカンフットボール部の春の試合はすべて中止となり、チームは全体の練習を行わず選手たちは自主的にトレーニングを続けています。NHKの取材に対し、ミーティングに参加したチーム関係者は、具体的な内容は明らかにしなかったものの、はじめにチーム全体で集まったあとポジション別に分かれて今後の方針などについて話し合ったということです。またミーティングに内田前監督は参加せず、選手たちにはいまだ、辞任についての説明はないということです。選手の1人は全体練習の再開時期について「見通しが立っていません」と話していました。NHK 2018年5月21日 22時30分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011447371000.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33246251