EUがアメリカに“報復関税”G7サミットは紛糾必至

EUがアメリカに“報復関税”G7サミットは紛糾必至

 EU(ヨーロッパ連合)はアメリカが鉄鋼などの輸入制限を実施したことを受け、7月からアメリカ製のウイスキーやバイクなどに報復関税を導入すると発表しました。 EUは6月6日、アメリカからの輸入品に最大で28億ユーロ、日本円で約3600億円の報復関税を7月から課すと発表しました。対象となるのはアメリカ製のバーボンウイスキーやオレンジジュース、ピーナツバターといった食料品からジーンズ、ハーレーダビッドソンのオートバイなどに及びます。これは、アメリカが1日からEUなどに鉄やアルミニウムの輸入制限を適用したことへの対抗措置です。アメリカによる輸入制限は8日からカナダで開かれるG7サミットの経済分野での最大の焦点でしたが、開幕直前にEUが対抗措置を打ち出したことで議論が紛糾することは避けられない情勢です。関連米国通商政策に「懸念や失望」G7財務大臣会議が閉幕 sm33312307 米の追加関税、WTOへ提訴か否か G7で麻生大臣は sm33304927 アメリカの鉄鋼関税に対抗 日本がWTOに通知 sm33233601 米国の“保護主義”を懸念 日米財務相会談で麻生財務大臣 sm33088120

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