諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第37回「対立の構図と、もやいの心」ゲスト:永尾俊彦さん(ルポライター)

諫早湾干拓問題ラジオAIネット  第37回「対立の構図と、もやいの心」ゲスト:永尾俊彦さん(ルポライター)

諫早湾干拓問題の動向や関連した話題をお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2018年5月27日に放送した第37回では、ルポライターの永尾俊彦さんにゲストとしてご出演いただきました。永尾さんは「干潟の民主主義」(現代書館)、「諫早の叫び」(岩波書店)といった単行本のほか、朝日新聞社の「WEBRONZA」でも継続的に諫早湾干拓問題のルポルタージュを発表されています。泥干潟の自然の素晴らしさや、諫早湾沿岸の「もやう」(みんなの心と力をあわせる)という文化にひかれて、取材を続けてこられたそうです。今回の番組では、かつての旧干拓地での農民の苦労や、新干拓地で入植者が直面している厳しい営農の状況などについてお話を伺いました。漁民と農民は事業を進めたい農水省によって、わざわざ対立させられているのであり、問題解決に向けて「もやいの心」で話し合える場を作ることが重要であるというのが、永尾さんのご意見です。 番組の後半では、4か月ぶりの放送ということで、2〜5月の関連ニュースをレギュラーメンバーで振り返りました。50分を超える長い番組となってしまいましたが、ぜひ最後までお聞きください。 mylist/48084459

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33358196