細野豪志元環境大臣、衆院選中に証券会社から5000万円借り入れるも当初記載なし

細野豪志元環境大臣、衆院選中に証券会社から5000万円借り入れるも当初記載なし

 細野豪志元環境相(静岡5区)が2017年10月の衆院選の期間中、東京都内の証券会社から5000万円を借り入れていたことが6月27日、同社や細野氏の事務所への取材で分かった。既に利子を含めて全額返済したという。 細野氏が受領した金が選挙資金であれば、公職選挙法に基づいて選挙運動費用収支報告書に記載する必要がある。ただ、細野氏の収支報告書に記載はなく、当初借入金を「なし」としていた資産等報告書がその後訂正された。 細野氏の事務所は取材に対し「政治資金として必要となる可能性を考慮して個人として借り入れたが、需要も発生せず使用しなかった」と文書で回答し、選挙資金ではないとの認識を示した。 証券会社の担当者も「投開票日直前でもあり、選挙のためという認識はない」と話した。 昨年の衆院選は10月10日に公示され、同22日に投開票された。 証券会社によると、選挙期間中の同19日に細野氏に対して5000万円を貸し付け、契約書も作成した。利子も受け取り、今年4月9日に全額の返済を受けたという。 しかし、細野氏が1月に提出した、投開票日時点の個人資産などを明らかにする資産等報告書には、借入金は「なし」と記載されていた。報告書は4月2日に公開されたが、2日後、細野氏側は報告書の借入金を「5000万円」に訂正した。時事通信2018年6月27日13:11 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062700605&g=soc

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33430249