文部科学省局長の逮捕受け 林文部科学大臣は「逮捕は誠に遺憾」

文部科学省局長の逮捕受け 林文部科学大臣は「逮捕は誠に遺憾」

 私立大学の支援事業の対象校に選定させるよう働き掛ける見返りに子どもを入学させたとして文部科学省の局長が逮捕されたことを受け、林芳正文科大臣が取材に応じました。(社会部・長野佑介記者報告) 突然の逮捕劇に文科省の省内では驚きと戸惑い、そして衝撃の声が広がっています。 林芳正文科大臣:「本日、当省の科学技術・学術政策局長である佐野太氏が受託収賄の容疑で逮捕されたことは、法務省より説明を受け、承知している。現職の職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、文部科学省としては今後、捜査当局の捜査に全面的に協力したい」「(Q.今後、文科省の対応は?)現職の局長でありますから、局長の任務を遂行することは難しい。何らかの措置を速やかに取りたい」 文科省の幹部は、佐野容疑者について「将来の事務次官候補とみられていて、政治家周りの対応がソフトで非常にうまい人だった」「高等教育局の審議官も務め、私立大との関係は強かった」と話していました。一方、30代の中堅職員は「天下り、加計学園の問題と続いて情けない、しかも今回は報道によれば入学の見返り、教育をつかさどる省庁としては最もやってはならないことだ」と憤っていました。関連文部科学省局長 子ども東京医大合格させ受託収賄の疑い sm33469970

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33470005