八木節が好きすぎる(空っ風ふう)

八木節が好きすぎる(空っ風ふう)

八木節が好きすぎる」について     緻朽淋(ちくりん) 昭和の歌姫ペギー葉山さんの「南国土佐をあとにして」を私が聞いたのは、昭和も終わり頃でした。郷愁をかきたてるこのメロディーの魅力は、おそらく土佐の人々が愛してやまない「よさこい節」がそのまま織り込まれているからでしょう。そして、よさこい節そのものを聴くよりさらにさらに郷愁の念が湧き上がるような、すばらしい仕掛けであると思いました。 群馬といったら八木節です。私は、いつの頃からか、八木節をベースにした、ふるさとの歌を作りたいと考えておりました。 それは、八木節のメロディーから入って、八木節を髣髴とさせる歌で、八木節のすぐあとから歌える、歌ったあともすぐ八木節に戻れる、八木節の邪魔をしない、八木節と一体化してる、でも八木節じゃない・・・ 「南国土佐」と決定的に違うのは、都との距離の違いで、それはそのまま望郷の思いの深さに現われていると思います。都大路を歩みつつ、恋しさのあまり、涙するような距離の遠さは群馬にはありません。がんばれば日帰りもできる距離。今日帰ろっかな・・・と思えばすぐ帰ることができる距離。 この近さですから、別れ際に涙があふれそうになったりはしません。ですが、それは郷土への思いが浅いということではないのです。 例えば巷で、八木節を耳にしたら、「あ八木節。わたし群馬なの」と強く自慢したくなる。「八木節が好きすぎる」は、そんな自慢と、郷土への思いとを混ぜ合わせたような歌にしたつもりです。「空っ風ふう」がこの歌を歌ってくれることになりました。たいへんうれしく思います。都会には、今日もたくさんの「空っ風ふう」さんが暮らしてるかもしれません。この歌を聞いて、久々に故郷への愛着を感じていただければ幸いです。☆録音スタジオは「スタジオネスト」船橋市 http://www.studio-nest.com/ ☆空っ風ふう 公式サイト http://kikuchi-kk.com/fu/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33711760