エディソン・デニソフ:ヴァイオリンと室内管弦楽のためのパルティータ(バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004編曲版) 

エディソン・デニソフ:ヴァイオリンと室内管弦楽のためのパルティータ(バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004編曲版) 

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=4oy9jI17TVE&t=62s )。旧ソ連において社会的リアリズムに与せず、西欧の現代音楽研究に没頭して「反体制派」の作曲家として活躍したエディソン・ヴァシリイェヴィチ・デニソフ(1929 - 1996)の「ヴァイオリンと室内管弦楽のためのパルティータ」は、その名の通り、バッハの有名な無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004をヴァイオリンと室内管弦楽団のためのヴァイオリン協奏曲として編曲したものです。ただし、デニソフの編曲は一筋縄ではいかないもので、ヴァイオリン独奏を管弦楽が不協和音で妨害したり、ヴァイオリン自体が原曲の流麗な響きから脱線したりと、西欧の現代音楽にかなり接近した音響が独創的で、実質的に編曲ではない独自の「作品」となっています。レオニード・コーガン(ヴァイオリン)パーヴェル・コーガン指揮管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33808704