日本古来の「紀州犬」“絶滅の危機”のワケ

日本古来の「紀州犬」“絶滅の危機”のワケ

9/19(水)国の天然記念物にも指定されている犬が、今、数を減らしている。その“かわいさ”で人気を集める一方で、何が起きているのか。現地を取材すると、深刻な状況が見えてきた。◆海外でも注目!日本古来の犬に“危機”?フィギュアスケートのオリンピック金メダリスト、ザギトワ選手に贈られ話題沸騰となった秋田犬。ザギトワ選手のインスタグラムには、贈られたメスの「マサル」が立派に育っている様子が投稿されていた。海外でも注目されるようになった日本古来の犬。そんな日本の犬に、今、危機が訪れているという。◆日本の犬を「展示」なぜ?和歌山市の和歌山公園動物園で、これから展示される予定なのは、藤田大介キャスターに飛びついた、現在、生後4か月の真っ白な犬。2か月前の映像には、仲のよいメスの姉妹の様子が映っている。ピンと立った耳とつぶらな真っ黒の瞳を持つこの犬は、「紀州犬」。和歌山公園動物園・飼育員 木村明日香さん「猟犬としても昔から使われていたワンちゃんです」「とっても人が好きなんですよ」国の天然記念物にも指定されている紀州犬は、古くから紀伊半島一帯で狩猟用に飼われていた中型犬だ。実は、動物園での展示が決まった背景には、ある理由があるという。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33883822