海上自衛隊が南シナ海で「対潜水艦」訓練 中国を牽制?

海上自衛隊が南シナ海で「対潜水艦」訓練 中国を牽制?

防衛省が海上自衛隊の潜水艦「くろしお」と護衛艦「かが」「いなづま」「すずつき」および搭載航空機5機が9月13日、南シナ海で訓練を実施した。対潜水艦戦を想定した訓練で、南シナ海で領有権を主張し、複数の人工島を造成し、軍事拠点化を進める中国をけん制する狙いがあると見られる。中国外務省の耿爽報道官は17日の記者会見でこの訓練について、南シナ海の領有権をめぐってはASEAN(東南アジア諸国連合)加盟諸国との「話し合い」が続いているが、情勢は「安定している」と強調した上で、日本の名指しは避けつつ「域外の関係国は、地域の国々が対話を通じて平和的に南シナ海問題を解決しようとしている努力を尊重し、地域の平和と安定を損なうことはすべきではない」と、記者団に語った。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33890086