【第10回東方ニコ童祭Ex】ひとけなく 一目もくれず 人知れず とわに籠りゐる 月の科人【シンデレラケージ】

【第10回東方ニコ童祭Ex】ひとけなく 一目もくれず 人知れず とわに籠りゐる 月の科人【シンデレラケージ】

本アレンジはポンジョウ様の【東方ニコ楽祭・月見】シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome【ピアノ】( sm33900865 )の楽譜を元にアレンジいたしました。てゐのテーマ曲のイメージがありますが、東方永夜抄のstage5のタイトルが「穢れ世の美しき檻」とあるように、てゐではなく輝夜のテーマではと考えています。そもそも、なぜ「『シンデレラ』ケージ」なのか?シンデレラの話を存じ上げていると思われるので、物語の詳細は割愛しますが、まず注目ポイントとして、『シンデレラはとても美しい女性にも拘らず、なぜ注目されていなかったのか?』結論から言えば、「継母と義姉にいじめられ、灰で汚れた姿を見て『シンデレラ』と呼んでいた」からである。つまり、人目にもつかず一目もくれておらず、『シンデレラ』という言葉には汚い意味であると考えられる。グリム童話なので独逸語に自信ニキor自信ネキが元々の言葉を張り付けてくれると信じています。(露骨なコメ稼ぎ)元々、月の人間である輝夜は『禁忌である蓬莱の薬を飲み、その罰として地上へと流刑』となった。地上に興味があり永琳に作ってもらい自ら進んで飲んだようである。しかし、『禁忌である蓬莱を薬を飲んだ輝夜』は月の人間からすれば穢れた存在であるのだ。また、永夜抄異変以前までは、誰にも存在に気付かれていなかった。(恐らく一部は気づいていたと思われる)状況自体はまるで『シンデレラ』のようだと言える。これが、そもそもの『シンデレラ』の理由だと考察しました。そして、『ケージ』は『檻』や『籠』という意味がある。『檻』という意味で捉えるならば、地上という流刑地は確かに『檻』である。『籠』という意味で捉えるならば、副題である『Kagome-Kagome』から『籠目籠目』と変換すれば『籠』ととれる。輝夜の半生を考えれば『檻』でも『籠』でもどっちともとれる。それを踏まえたうえで、今回のタイトルとなっています。以上、上海考察会用ネタでした。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34186521