【ラジオ文芸館】向田邦子 「マンハッタン」「父の詫び状」

【ラジオ文芸館】向田邦子 「マンハッタン」「父の詫び状」

「マンハッタン」主人公の睦男は、38歳、無職。歯科医の妻は無気力な睦男に愛想を尽くして家を出た。日がな一日することもなく、無聊をかこつ生活をしている。そんなある日、近所に「マンハッタン」という名のスナックが開店することとなった。店のママに心を惹かれ、やがて毎晩通うようになるが、頭のなかに「マンハッタン・・マンハッタン・・」と、別の声が聞こえはじめる。やがて意外な結末に・・・。人生の曲がり角を過ぎた男の、心の動きをあぶり出す。「父の詫び状」保険会社の支店長をしていた向田の父。身綺麗で几帳面な一方、家では妻や娘たちには、癇癪を起こし、威張り散らした。一見するとワンマンだが、その裏には家族への愛情があった。人間らしさにあふれた父の姿を、ユーモラスな筆致で描く。ラジオ文芸館 朗読 向田邦子 マンハッタン 父の詫び状 ラジオドラマ

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