本庶さんにノーベル賞のメダル授与

本庶さんにノーベル賞のメダル授与

2018年12月11日 1時35分 ことしのノーベル賞の授賞式がスウェーデンのストックホルムで行われ、医学・生理学賞に選ばれた京都大学特別教授の本庶佑さんにスウェーデン国王から記念のメダルと賞状が贈られました。授賞式はスウェーデンの首都ストックホルムにあるコンサートホールで行われ、本庶さんは羽織はかまの和服姿で、きらびやかな着物を着た妻の滋子さんとともに専用の車で到着しました。そして、日本時間の11日午前0時半すぎから授賞式が始まり、本庶さんは音楽が流れる中、各賞の受賞者とともに入場しました。授賞式では、医学・生理学賞の選考委員が、がんの免疫療法を医療として確立した意義をオーケストラの演奏で例えて紹介し、その業績をたたえました。そして、本庶さんと、共同で受賞するアメリカのジェームズ・アリソン博士の名前が呼ばれ、2人は立ち上がりました。本庶さんがステージの中央に進み出ると、ファンファーレが鳴り響き、スウェーデンのグスタフ国王から記念のメダルと賞状が贈られました。本庶さんは和やかな表情でメダルと賞状を受け取ると、会場にむかって頭を下げ、大きな拍手が起きていました。会場では妻の滋子さんが招待者の席に座って見守っていました。日本人がノーベル賞を受賞したのはアメリカ国籍を取得した人を含めて26人目で、医学・生理学賞では5人目です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34302877