154豊頃町ハルニレの木 豊頃町観光協会(豊頃町役場企画課内)TEL 015-574-2216

154豊頃町ハルニレの木 豊頃町観光協会(豊頃町役場企画課内)TEL 015-574-2216

左右いっぱいに大きく枝を伸ばした大木のはるにれ。実は2本の木が一体化して美しい形を作った珍しいものです。推定樹齢は約140年。 雨の日も風の日も決して離れることなく寄り添ってきた2本の木は、まるで永遠の愛を誓い合った恋人たちのよう。 春夏秋冬、それぞれの表情を見せてくれる、撮影スポットとしても人気の場所です。  【豊頃町】豊頃町といえば、はるにれの巨木がシンボル、町木になっており、あまりに有名。十勝川沿いの「はるにれの木」は豊頃町随一の観光名所であり、毎日観光客が訪れている。はるにれの木がデザインされた看板を町の至る所で見かけるほど、はるにれの木をアピールしている。そんな「はるにれの木」、実は豊頃町内にもう一つの町指定文化財「はるにれの木」が存在しているのをご存じだろうか。それは、一般的に知られる「幌岡のはるにれ」に対し「二宮のはるにれ」と呼ばれている。それぞれどんな木なのだろうか?では、その二か所の「はるにれの木」を紹介しよう。こちらはよく知られているはるにれの木で、十勝川左岸河川敷の広大な草地にぽつんと立つ巨木(地図・豊頃町幌岡南9号地先)。推定樹齢は約140年とされており、樹高17m、幅23m、胸高(高さ1.2mの幹)直径1.15m、胸高周囲(幹回り)3.6m(2005年4月現在)。その圧倒的存在感と扇形の枝ぶりが特徴的で、2本の木が支えあっているかのごとく一体化しているために大きく見えるのだという。河川敷の駐車場からは、はるにれの木と、その手前に立つ2本の木を俯瞰する。堤防を下り草地を歩いてはるにれの木の根元まで行くことができる。近づいてくると、その大きさに圧倒される。根元を見れば、2本のはるにれの木が寄り添っている様をはっきりと確認することができる。開拓時代から150年近く、洪水氾濫や風雪にも耐えながら、町の歴史を見守ってきた。厳しい試練を乗り越え2本で育ってきたその姿から、愛を誓った恋人たちのようだと、カップルたちにも人気がある。現在では年間3万人近い観光客が訪れている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34345054