デスカンパニー ~死神の団~

デスカンパニー ~死神の団~

youtube転載.( https://www.youtube.com/watch?v=M3ieNS2it8U )サングィニウスが命を落としたのは、かの<ホルスの大逆>の終盤における壮大な戦いの中でのことであった。彼は兄弟たる総主長、大元帥ホルスによって命を奪われたのだ。サングィニウスと彼の遺伝種子を受け継ぎしスペースマリーンとの間には、特別な絆が存在していた。それゆえ彼の悲劇的な死は戦団に精神的な<傷>をもたらし、彼らの栄光に暗い影を落とし続けている。遺伝種子に刻み込まれたこの<傷>は総主長から新たなブラッドエンジェルたちへと受け継がれ、彼らは心の中に潜みし猛烈なる憤怒と常に戦い続けなければならなくなった。この<傷>によりしばしば狂乱じみた血塗れの戦いへと変貌することとなった。当然ながらこうした<紅き飢え>に屈することは恥辱の極みであり、極限的な状況を除いては可能な限り避けなければならない。ブラッドエンジェルたちの不屈の精神を持ってしても、<傷>がもたらすさらに深刻な症状を防ぐことはできない。それこそが、<黒き怒り>である。懸命の努力にも関わらず、この呪いから逃れる術はいまだ発見されていない。<黒き怒り>に屈したブラッドエンジェルたちは自らの中隊を離れ、教戒官の注意深き導きのもと、<死神の団>(デスカンパニー)として知られる部隊へと集められる。<黒き怒り>に呑み込まれし戦士たちは憤怒と狂気に精神を冒されており、過去と現実の区別が曖昧になり、もはや同胞を認識することすらできない状態となっている。彼らは自らをサングィニウス自身であると信じ込み、今まさに死を目前にして、ホルスとの決戦に挑まんとしているのだと思っている。この呪われし者たちは黒き装甲服を身にまとい、教戒官によって最後の戦いへと解き放たれる。狂気じみた憤怒とともに<死神の団>は最も危険な戦場へと送り出され、最後の一滴が絞り出されるまであらゆる苦痛を無視して戦い続けることとなる。ソースインデックス:インペリウム1 88P

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34712557