「反米・反日外交」「文大統領は金正恩の首席報道官」 韓国党代表演説で国会大波乱

「反米・反日外交」「文大統領は金正恩の首席報道官」 韓国党代表演説で国会大波乱

韓国の保守系最大野党・自由韓国党のナンバー2、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)・院内代表は12日、国会で演説し、文在寅政権の外交政策について、「わが国の外交を反米、反日に引きずっていくのではないかと懸念している」と述べた。羅院内代表が「これ以上大韓民国の大統領は金正恩(キム・ジョンウン)の首席報道官という顔が赤くなるような話が耳に入らないようにしてほしい」と言うと共に民主党議員が「何を言っているんだ」と大声を上げて反発した。これに対し、自由韓国党は羅氏の演説中に共に民主党議員が怒声や退場で抗議したことに謝罪を要求しており、7日にようやく開会した3月の臨時国会が両党の対立激化で早くも暗礁に乗り上げつつある。共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は議員総会で、羅氏の発言は「国家元首に対する冒涜(ぼうとく)」であり到底容認できないと非難。同党は発言を国会倫理特別委員会に訴える構えをみせている。 これに対し、自由韓国党の李晩熙(イ・マンヒ)院内報道官は論評で「青瓦台(大統領府)の顔色をうかがうことばかりにきゅうきゅうとしている共に民主党の議員は、野党院内代表の演説を怒声と退場で中断させた」として謝罪を要求した。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34765386