岩国市 玖珂町・千年杉の比叡神社と周東町・鮎原妙見宮 参拝記

岩国市 玖珂町・千年杉の比叡神社と周東町・鮎原妙見宮 参拝記

まず初日旧山陽道の小瀬川の桜を鑑賞して~関関トンネル~バイパス欽明路経由で玖珂へ(1)比叡神社(岩国市玖珂町谷津 )昔は山王宮とよばれ805年日吉大社より勧請。産土神として鞍掛城の杉氏や蓮華山城の椙杜氏にも尊崇され吉川公の信仰もあつかったと言われる古社。社頭の大杉は千年杉と言われ巨樹である。桜の参道も良しです。本殿までは長い石段を登ります。(2)鮎原劔神社(岩国市周東町川上)周東町にある鮎原妙見宮と呼ばれた古社。由緒書によれば、 むかし旅の僧が妙見菩薩を感得し祀られた。この辺の山に密教寺院がいくつかあったらしい。その後、801年蓮華山頂〜さらに蓮華山の尾根のひとつ高羅山へ遷座したという。その後麓に祀られていた劔社、毘沙門社、四天王社など三社の摂社より常は遥拝した。のち三社を下居殿として合祀。明治に毘沙門天四天王などを廃し(仏教色を排除)本宮を劔社と合祀鮎原劔神社となる。武道に徳のある神とされる。吉川氏の尊崇も篤かったと言われる。戦後の洪水により境内が被災し往時の建物や庭も荒れ果てその後現在の形へ再建された。社殿はやはり長い石段の上にあります。参道のきゅうそう橋という大正期の石造橋(地元の方は太鼓橋と呼ぶらしいです)が、珍しくなかなか立派です。社殿の奥に少し行くと小さい奥社があるらしい(参拝時はわからなかったので行きませんでしたが)ここが元宮かは不明。2回目の参拝。山口県て歩くと妙見様って多い気がするんだけど?周防戦国大名の大内氏(渡来系らしい)の氏神が北辰妙見菩薩ってことも関係あるのかなとも思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35060059