ケムリクサ

ケムリクサ

ずっと昔、さいしょのひとが船に乗ってこの星に不時着したとき船の外は紅霧に汚染され外に出られませんでした。さいしょのひとはこの星で生きていく為に、ピンクの液体(名称不明。後に鳴も使用)を使い自分を7分割し、それぞれに特化させた能力をもたせました。そのうちの一人は脳を特化させ、さいしょの人の記憶と情報を引き継ぎましたが、分割の直後に自ら紅霧に飛び込み死んでしまいます。残った6人は手探りで生活をはじめました。近くに生えていた樹のまわりは紅霧の濃度が低いこと、紅霧のなかには虫が出ること、虫には樹から取れる葉が有効なこと、色々なことを時には命がけで学んでいきました。それぞれ名前もつけ、互いに識別しやすいように髪を結わえました。それから2000年ほどの月日が流れました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35074832