北欧神話と少女の成長物語:Astrid(アストリッド) #20

北欧神話と少女の成長物語:Astrid(アストリッド) #20

(以下ネタバレあり:今回の内容)アストリッドとシグルスにミズガルズの蛇が襲い掛かった。とても敵わず瀕死になる2人。シグルスは自分のせいでアストリッドをひどい目に合わせてしまったと後悔する。しかしアストリッドは言うのだった。リーグの神殿へ向かう時にシグルスがついて来ると言ってくれてどれだけ嬉しかったかと。「私たちはここで終わりだけど、きっと誰かが戦ってくれる」そう諦めかけたときエルナとファクシが駆け付けた。3人と1獅子で協力しなんとかミズガルズの蛇に勝利する。シグルスはスズリの皆に仇を討ったと報告できた。エルナとファクシはあの後共にリーグへ向かいスクルドに会ったと告げた。そしてヘイムダッル神から授かったギャッラルホルンとヨルズの涙をアストリッドに見せた。敵にはまだスルトとロキがいる。アーサホルムを襲うにはどこに本陣を構えるだろうかアストリッドは思案するのだった。そして各街や村の代表者にホルグへ人々を逃がすように言って回った。(感想)ミズガルズの蛇に瀕死にされたアストリッドとシグルスが最期を覚悟して会話するシーンも大好きです。#12のサムネにしたシグルスがリーグへ向かうアストリッドについていくと言ったシーン、その時はアストリッドは特に反応なかったですが実は嬉しくてたまらなかったという。こういう「後だから分かること」が2周目はその時に理解することができてとても楽しい。ヘイムダッル神がラグナロクを告げた角笛ギャッラルホルン、大地を象徴する宝石ヨルズの涙、こうした北欧神話を彩る品々が装備品と出てくる展開はほんと感激ですね。リーグの神殿でアストリッドが開けられなかった宝箱はこれだったのです。スクルドは既に見通していたのですね。それとスクルドはこうも言っていました。「後から続く者のためにドヴェルグ族の協力を得ておきなさい」。エルナとファクシがヴァナディウムの力を借りることの伏線だったのです、ほんとに設定がすさまじすぎる。助けたエルナが「早すぎても、遅すぎてもだめだった」というのは味があっていいですよね。 sm35404933 ←前話|次話→ sm35409019   第一話→ sm35380783 マイリスト→ mylist/66763140

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35408870