京都アニメーション 火災現場にカメラ肉薄(19 07/19)

京都アニメーション 火災現場にカメラ肉薄(19 07/19)

18日に京都市のアニメ制作会社が放火された事件で亡くなった人は33人となり、死亡者の数では平成以降、最悪の放火事件となりました。火災現場から報告です。 (楪望リポーター報告) 事件から一夜が明けた現場です。現在も18日に続いて雨が降ったりやんだりが続いています。現場となったのは京都アニメーション第1スタジオです。建物を見ると、黒くすすで覆われて窓ガラスは大きく割れて非常に激しい炎が上がったのがうかがえます。建物は3階建てとなっています。警察によりますと、18日午後9時15分ごろにすべての人が建物の中から運び出され、合計33人の死亡が確認されました。そのなかで一番多くの人が発見されたのが3階から屋上に向かう階段部分だったということです。20人近くを発見したということです。 なお、現場は献花や19日朝から手を合わせに来る人もいます。現場にガソリンのようなものをまいて火を付けた男は、現場から数十メートル離れた場所で身柄を確保されました。男自身もやけどを負っているということで病院に搬送されて現在、意識不明の重体が続いているということで、詳しい話を聞くことができていません。男が身柄を確保された現場には、身柄を確保された男のものかは分かりませんが、生々しく足跡のようなものが残っています。そして、チョークで人型に囲われている場所で仰向けになった状態で身柄を確保されたということです。京都アニメーション第1スタジオに続く道ですが、規制線が張られています。この後の動きは、消防は18日は暗い夜の段階だったため火が完全に消し止められているかどうか分からないということで、確認を。一方で、警察は19日午前9時半から現場検証が行われる予定となっています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35422675