【MMD】残念文学少女の参入と大手プロダクション新装備のモニターについて【かのせな】

　夏の終わりに珍客が来訪した。少女の名は加納せいな。今時レアな文学少女然とした彼女は、某大手芸能プロダクションの使いだと言う。紹介状には『プロトタイプが完成したので装置のテストをしてもらいたい。加納せいなは当プロジェクトのモニター要員であり、データ収集も兼ねてそちらにお預けする。なお、ラボ設備が無効化できるかの試験でもあるので遠慮せず「解析」してくれたまえ。彼女も了承済みだ』　そのようなことが書かれていた。ぶっちゃけるとよーしこの眼鏡っ娘はくれてやる好きにしろと持ちかけられたわけであるいやっほう！「随分浮かれてやがりますねはわナントカ教授」　こちらのるんたったを見抜いたか眼鏡さんは不敵な笑みを。「装置が完成すればここの設備は完全無効化、つまりラボ存続の危機ですよ？　大丈夫？　ハロワ行く？」　言葉こそ心配を装っているが表情はめっさ楽しそうだ。実に分かりやすいるんたったである。　こうも生意気な挑発をされては良心の呵責も吹き飛ぶというもの。　これまでの被験者同様、全てを白日の下に晒してくれよう！　　まずは見学をと施設を案内していたのだが、ある部屋を見つけた加納せいな氏が「ちょうどいいです。ここにしましょう」と中に入っていった。　そこは幾多の猛者を屠った馴染みのステージ。瞼を閉じれば絆創膏娘や委員長忍者の痴態がありありと――思い出に耽っていると突然システムが起動した。　驚いたことに少女が手をかざしただけで電源が入ったらしい。「社長より最初からぶちかませと言われてます。お覚悟しやがれのぜ？」　ぞくりとする。大手プロの使いなだけと思っていたがこの少女、何者だ…？かのせなさんプロフィールim9682483背景パネルまとめim9688217ツリー登録外の使用素材「遠方を暗くするエフェクト」：呉石 – https://bowlroll.net/file/149977 「コミカルな変身音」：ポケットサウンド – https://pocket-se.info/ 「歓声と拍手大盛り上がり」：効果音ラボ – https://soundeffect-lab.info/

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