周防旧玖珂郡の古社 岩隈八幡宮、椙杜八幡宮参拝  (岩国市玖珂町、周東町)

周防旧玖珂郡の古社 岩隈八幡宮、椙杜八幡宮参拝  (岩国市玖珂町、周東町)

玖珂・岩隈八幡宮(いわくまはちまんぐう)玖珂六郷総鎮守 旧県社元玖珂郡 下祖生にあった神社(延喜式内社熊毛神社論社)もとは三毛入野命などを祀っていたものですが和銅四年八幡神を勧請したといわれる。 江戸時代1691年(元禄四年)に玖珂の久重山麓へ遷座した。岩国領主吉川広紀公(ひろのり)の頃のこと。山の中の神社だが国道二号線から車で入れるので便利(岩国から欽明で玖珂に入って入口に石柱と狛犬がある)鳥居の奥に1箇所、狭いが拝殿下にも駐車できます。高い木々の茂る山中なので参拝は晴れた日や明るい時間帯の方がいいかなと思います現在は宮司さんが新に赴任されました。本殿は一段高いところにあり 朱に塗られていてなかなか見事なものです。春先に行き今回再訪しました。いいお天気でよかった。銀杏のみがボトボト落ちていたので秋の気配も。元の下祖生の岩隈山には後に再度勧請して再建された岩隈八幡があります。椙杜(すぎのもり)八幡宮(小高い泉山の上に鎮座)周東町下久原にある神社(国道二号線が泉山の裏を通る)である。創建は建武新政の時代 足利尊氏に従って九州へ下向した御家人太田時直が鶴岡八幡宮から勧請した。太田時直は(鎌倉幕府問注所初代 三善康信の後裔)玖珂郡の椙杜荘を領地に持っていた。その後裔は 椙杜氏を称して蓮華山(玖珂の高峰)城を築城、大内氏傘下の国人領主となる。戦国末期以降毛利時代に世継ぎが無く毛利重臣志道家から養子を迎えた。椙杜元縁である。江戸初期椙杜氏は、長府藩家老として移封されたため八幡宮は奉斎者を欠き衰微甚だしく・・後に  玖珂郡・高森宿の人々により社殿を再興されたという歴史があるそうです。このあたりの 歴史は街道一人旅さんHP参照。泉山の樹林は林野庁の自然記念物に指定されている。年月が経ち拝殿など相当年季が入っています。拝殿に絵馬があり風化しているものもあったりお神輿が眠っていました。泉山の石段が長く高いのがなんともいいですw10月また参拝してようやく岩隈と椙森八幡神社の御朱印いただいてきました。歴史的なわからないことは古道一人旅さんのHPで知りました。詳しいですよ^^

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35775104