国と都 東京メトロの株式 同程度売却へ

国と都 東京メトロの株式 同程度売却へ

国が売却の方針を決定している東京メトロの株式をめぐり、国と東京都の双方が、同程度の株を売却する方向で調整が進められていることがわかった。東京メトロの株式は、国と東京都がほぼ半分ずつ保有しているが、この東京メトロの株をめぐり、国と東京都が、双方の持ち株を同程度、段階的に売却する方向で調整が進められていることがわかった。東京メトロは、年間およそ900億円の利益を出しており、株を上場すれば多くの売却益が得られる一方、保有し続けても配当金の収入が見込まれるため、東京都の幹部などから、売却に慎重な意見が多く聞かれていた。国と都の協議では、有楽町線延伸の工事費用に東京都の売却益を充てるという案が提案されるなど、東京都の判断が注目されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35782509