ちえりーらんどの従業員を増やす方法を模索した結果、ボカロ楽曲をテーマ曲にしようと思い立って見つけたのがたまたまダンス楽曲だったので、可愛さをアピールしつつ自ら踊りあかしてくれた花京院お嬢様の御姿(改)

ちえりーらんどの従業員を増やす方法を模索した結果、ボカロ楽曲をテーマ曲にしようと思い立って見つけたのがたまたまダンス楽曲だったので、可愛さをアピールしつつ自ら踊りあかしてくれた花京院お嬢様の御姿(改)

リメイク作品です。リメイク前→ sm35464534 ~~~「今日1日ぐらい休みなさい」私が祖母にそう言われたのは今朝のことだった。無理もないだろう。今の私には38度の熱があるのだから。恐らくここのところ夜更かしを続けていたのが祟ったのだろう。これでは親友との約束も果たせない。「はぁ…ごめんなさいもちさん…」溜息を吐きながら布団に横になり、母に渡されたタオルで乱雑に汗を拭く。もし風邪をひいていなければ…そんなことばかり頭をよぎる。そんな遣る瀬無さを押し殺すように、私は眠りについた。次の記憶は昼のこと。南からの眩しさが意識を擽った辺りからだ。私は重たい足取りで階段を下りてキッチンに向かった。虚ろな目を擦りつつコップを手に取り、水道水を汲んで一気飲みする。んぁーっ!とか言いながら。そしてそこで漸く…家中の違和感に気が付いた。何やら異臭がする。生ゴミが腐ったような…。そこでハッと閃いた。そういえば今日は燃えるゴミの日。恐らく今朝は慌てていて誰も捨てに行ってないのだろうと。そんな風に決めつけた私は自室に戻って布団に横になった。体は正直だったようで、意思とは反対にあっさりと眠りについてしまった。最後の記憶は夕暮れ時。パッと目を覚ました時、私は驚いた。「あ、起きちゃった?」「ち、ちえりさん!?どうして!?」目の前に居るはずのない人物がいたからだ。「か、海外留学はどうした「なとちゃん…お願いがあるんだけどー」サクッと言葉を遮って笑顔を見せる。ダメだ…ボーっとして頭がろくに動かない。それでも1つだけ気づいた。今の花京院ちえりは…赤い。体の右半分が赤い。そう…何か赤い液体を大量に浴びたかのような。「なとちゃん。ちえりーらんどに遊びに来ない?」「え、な、何故ですか?」「えっ?行きたいって言ってたじゃん?」「えっ?」心当たりはない。「言った…言ったもん!なとちゃん行きたいって言ったもん!絶対に言った!言った!」大声で喚きながら駄々をこねる。何というか…鬱陶しい。風邪ひいた状態で相手するのはシンドすぎる。「わ、分かりましたから…。ちえりさん今日はお家に…」「やだ。絶対になとちゃんをちえりーらんどに連れていく!」此処で漸く私は、布団から起き上がって横に腰かけた。そして改めて見たくないものを見る。彼女の手には真っ赤に染まったバールが握られており、体からは嫌な鉄分の臭いを浮かべていた。もう…察するしかなかった。ここに来る前に誰かを手にかけたのだろう。「それに…なとちゃんはもう逃げられないんだよ?」そう言って狂気じみた笑顔を浮かべ、背中の後ろから1個のゴミ袋を取り出す。もう臭いで分かり切っていた。中身は確実に何かの死体だと。そして…中をちらっと見たとき、私は戦慄した。その肉塊が身に纏っていたものは、毎日この家を出入りするものだったからだ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35815257