万葉集歌謡の一句を勝手に超翻案(ラップ風) 山寺の坊さん 黒拍子

万葉集歌謡の一句を勝手に超翻案(ラップ風) 山寺の坊さん 黒拍子

y(超翻案:ラップ風に)・元歌 巻十六 三八四六法師らが鬚の 剃り杭 馬つなぎ いたくな引きそ 法師泣くらん・超翻案山寺の坊さん 鬚が濃いのが大変悩み 硬くて太くてまっすぐで 伸びるとまるで山嵐 毎朝ゆっくり鬚を剃る ある朝坊さん寝坊した 朝のお勤め遅れそう 坊さんあわてて鬚を剃り 袈裟をひっ提げ本堂へ 信者に深くお辞儀して 朝のお勤め間に合った 木魚の音も軽やかに ポン ポン ポン お経の声も滑らかに ナンマイダ ナンマイダふっと髭剃り跡が気になった そっと顎に手をやれば 鬚の剃り残しが五六本 畑に残った杭のよう 鬚の剃り残しが気になって お経の方は上の空 木魚の音も乱れがち ポ ポポ ポンポ お経の声も乱れがち ナ ナ ナンマ ナンマ ナンマイダ そこにいたずら小僧が現れた 馬に乗って現れた 馬から飛び降り たずなを鬚の杭にひっかけた 小僧馬に飛び乗り 鞭を持ち 馬の尻を引っぱたく 馬は驚き嘶き仁王立ち 手綱が鬚の杭を引っ張った 小僧またまた馬の尻を引っぱたく 馬は驚き嘶き仁王立ち またまた手綱が鬚の杭を引っ張った 坊さん 思わず泣き叫ぶ ああ 痛い 放っとけ 小僧 ああ 痛い 放っとけ 小僧 言葉がだんだんつづまって あいたい ほとけ 小僧 あいたい ほとけ 小僧 またまた言葉がつづまって あいたい ほとけ こそ あいたい ほとけ こそ と聞こえたる それを聞いてた信者たち 貴いお経と勘違い 坊さんと一緒に唱和する あいたい ほとけ こそ ナンマイダ あいたい・・・合掌   

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35865667