バッハ:6つのパルティータ 全曲 BWV 825~830(クラヴィコード演奏)

バッハ:6つのパルティータ 全曲 BWV 825~830(クラヴィコード演奏)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=gE-0Ux1PYiU&t=207s )。クラヴィコードはチェンバロとほぼ同じく14世紀ごろに開発された鍵盤楽器で、16~18世紀に演奏用または練習用の楽器として、特にドイツ圏で広く使われました。構造としては動画にある通り、長方形の箱に鍵盤が付いており、チェンバロより小型であるため音量も小さく、蜂の飛ぶ音と比べる記録すらあるものの、後のピアノと同じく「弦を叩いて音を出す」という仕組みのため、打鍵の強さによってチェンバロ以上に音の強弱をつけられ、繊細な表現に優れるという特徴があります。バッハをはじめとするバロック時代の作曲家が作曲した鍵盤楽器のための作品は、基本的にはチェンバロ演奏を想定しているものの、その多くはクラヴィコードによる演奏が可能です。そして、この動画ではベルギー出身のヴィム・ウィンターズ(1972 - )がバッハのパルティータ全曲BWV 825~830をクラヴィコードで演奏しており、その繊細な音楽表現がわかりやすく示されています。ヴィム・ウィンターズ(クラヴィコード)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35979839