捕まった例がない?「国際ワン切り詐欺」に注意(19/11/21)

捕まった例がない?「国際ワン切り詐欺」に注意(19/11/21)

約1万6000キロも離れた小さな島から、日本へ謎の電話が次々と掛かってきています。 着信があったと思うとすぐに切れる。しかも、発信元には「アセンション島」。日本で今、こんな謎の事例が増えているそうです。 アセンション島とは、日本から約1万6000キロ離れた大西洋のど真ん中に浮かぶイギリス領の小さな島。恐らく日本人のほとんどが行ったこともなければ、聞いたこともないはずの人口1000人にも満たないこの島から一体、なぜ。専門家に話を聞くと・・・。 ITジャーナリスト・三上洋氏:「『国際ワン切り詐欺』と呼ばれる、掛け直しを狙った詐欺行為だと思います」 三上氏によりますと、その仕組みとは日本の詐欺グループが現地の電話会社と組んで、日本人にワン切りの電話を掛けます。着信歴を見た日本人の被害者が折り返した場合、現地の電話会社に接続料が入り、詐欺グループと分け合っている可能性があるといいます。当然、通話時間が長い方が詐欺グループに入る金額も多いため、引き延ばしも。 ITジャーナリスト・三上洋氏:「9月の台風直後に急増した国際ワン切り詐欺では、『この後にメッセージが入ります』というアナウンスをして、『そのままお待ちください』として(通話を)長引かせていました」 三上氏によりますと、犯罪グループや実行犯がまだ捕まった例がなく、詳しい部分は解明されていないそうです。身に覚えのない海外からの着信番号に対して、絶対に掛け直しをしないでほしいとしています。[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36049708