ゴセック:レクイエム

ゴセック:レクイエム

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=sQoD5RA8Osc )。日本ではヴァイオリンのための小品「ガヴォット」1曲のみが有名なベルギー出身の作曲家フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734 - 1829)ですが、彼がフランス音楽界において有名になったのは、1760年に「レクイエム」を初演したことによります。この作品は、当時の音楽的常識を覆すほどの大規模編成(後のベルリオーズを先取りしているともいわれています)でありながら美しい旋律に事欠くこともなく、演奏時間も1時間以上という破格なもので、ゴセックは本作により、26歳の若さでフランス音楽界の寵児となりました。本作はまぎれもなく古典派音楽におけるレクイエムの傑作のひとつであり、後にパリを訪問した若き日のモーツァルトも激賞したといわれています。シャンタル・サントン=ジェフリー(ソプラノ)エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)アルノー・リシャール(バリトン)フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36269553