日本橋に“ちょっとぜいたくな店”続々

日本橋に“ちょっとぜいたくな店”続々

東京・日本橋の老舗百貨店に、高級家電をとりそろえた家電量販店がオープンする。古くから、商業や文化の中心地として栄えた日本橋。最近では、ちょっとぜいたくな気分を味わえる店も相次いで登場している。 ◇江戸時代に創業した老舗百貨店「日本橋 三越」。今週7日に新しくオープンするのは大手家電量販店の「ビックカメラ」。店内をのぞくと、これまでの店とはちょっと様子が違う。ソファーに座りくつろぎながら家電コンシェルジュが提案をしてくれるなど、ちょっとしたぜいたくを味わうことができたり、店員の服装はよく見かける赤いベストではなく、スーツ姿で接客。そして扱っている商品も、高級家電を中心に品ぞろえした新しいスタイルの店舗なのだ。富裕層をターゲットに通常の家電量販店にはないサービスの提供を目指しているという。ビックカメラ日本橋三越・橋本賢太店長「三越百貨店を利用しているお客様に我々(ビックカメラ)も同じように利用してもらいたい」日本橋では、こうしたリッチな大人向けの店が相次いで登場している。去年オープンした店で味わえるのは“新感覚の大人フレンチ”どこが新感覚なのかというと、フレンチを片手で楽しむというのだ。串焼きにした鴨肉や、旬の野菜を使ったまるで絵の具のパレットのような見た目のメニューが楽しめる(「和の五感を感じる仕立て」8800円・税込み ※2日前まで要予約 ※季節によってメニューが異なる)。片手で楽しむというコンセプト。その狙いは――onehand・後藤佑太さん「手でつまんで片手にすると(フレンチの)敷居が下がったり気軽さが出るのでは」リッチなフランス料理を気軽に楽しんでもらいたいという。来月から始まるサービスも。日本橋の歴史や文化をユニークな方法で案内してくれるという。小さな店構えのすし店に入ると――ガイド「俺たちの時代はこうやって屋台で食べるのが普通だったんだよな」演劇と街歩きを同時に楽しむという新しい体験(日本橋シアトリカルツアー チケット1枚7800円 ※他にガイドもつきます)。松竹演劇企画開発室・京井勇樹さん「歴史だったり文化というのが、すっと入ってくる、知識が分かるようなエンターテインメントになればと」長い歴史と文化が息づく日本橋。新たな楽しみ方が広がりを見せている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36319233