【ミドル級最強候補】カルロス・モンソン ~形容詞なき強さ~

【ミドル級最強候補】カルロス・モンソン ~形容詞なき強さ~

 カルロス・モンソン(Carlos Monzon、男性、1942年8月7日 - 1995年1月8日)は、アルゼンチン出身の元プロボクサー。元WBA・WBC世界ミドル級統一王者。 (当時はWBA、WBCだけだった) ミドル級での名王者といえば、バーナード・ホプキンス、マービン・ハグラー、ゲンナジー・ゴロフキンなど多く存在しますが、その中でもとりわけ異質な存在と言えるのがこのボクサー、カルロス・モンソンです。その異質というのは彼のファイトスタイルにあります。右ストレートはライフルと呼ばれていましたが歴史からみればそれほどでもなく、攻撃や防御ともに単調で、足をひきずるような鈍重なフットワークで、チャンピオンらしくなかったが実際に戦えば、同時代の強者たちを全く寄せ付けなかった。こうしたモンソンの強さを、ジョー小泉は「形容詞なき強さ」と評している。 1970年の王座獲得以来、無類のスタミナ、タフネスを武器に連続14度のミドル級王座防衛を達成した。1977年7月30日、ロドリゴ・バルデス(コロンビア)に15R判定勝ちして14度目の防衛に成功すると、「もうリングの中で証明するものは何も無い」と言い残し、統一王者のまま引退した。  一方でプライベートは「最悪」の一言に尽きる。女遊びと家庭内暴力を繰り返す快楽主義者で身勝手だったうえ練習嫌いでもあった。そんな男の最期は交通事故により死亡。享年52歳。  最終戦績:総試合数102、勝ち89、KO勝ち61、敗け3、引き分け9、無効試合1。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36377714