どうする? 子どもの運動不足解消 トレーナーに聞きました

どうする? 子どもの運動不足解消 トレーナーに聞きました

2020年3月5日 18時31分 新型コロナウイルス新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校が臨時休校となる中、子どもの運動不足を解消するにはどうすればいいのか、子ども向けのスポーツスクールを運営する会社のトレーナーに話を聞きました。全国で子ども向けのスポーツスクールを運営する「リーフラス」では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、子どもを預かる学童保育への運動指導などを行っています。今回の臨時休校の影響で子どもたちが外で遊ぶ機会が減っているため、学校や保護者などから「運動不足を解消できる方法を教えてほしい」といった問い合わせが相次いで寄せられているということです。リーフラスの「アスレティックトレーナー」、宮本大輔さんは自宅など屋内でも手軽にできる運動があると話します。例えば1人でできる運動としては、でんぐり返りや床に座って両足を伸ばし、お尻で歩くように前後に進む運動をすると体全体を動かすことになるといいます。また、2人が向かい合わせに床に座って、手や足を使って風船をパスするなど、親子が一緒に楽しめる運動もお薦めだとしています。そのうえで宮本さんは「子どもにとってちょっとだけ難しい動きを選んであげると、できるようになるまで楽しみながらやってくれる。数を数えるとどれだけ頑張ったか見えるし、宿題を出すように『何回できたら教えてね』と声をかけると、保護者が在宅勤務や家事をしている間も子どもが1人で取り組んでくれるのでいいと思います」と話しています。一方、日本レクリエーション協会のホームページでも「やってみよう運動あそび」として、人数や場所の広さなどの条件に合ったさまざまな運動法が検索できるようになっていて、スポーツ庁が休校中の子どもや保護者などに活用してほしいと呼びかけています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36464550