【5人目になれなかった漢】  ウィルフレド・ベニテス  ~早熟の天才~

【5人目になれなかった漢】  ウィルフレド・ベニテス  ~早熟の天才~

 ウィルフレド・ベニテス(Wilfred Benitez、男性、1958年9月12日 - )は、プエルトリコの元プロボクサー。アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれ。史上最年少(17歳6か月)で世界王座を獲得した、早熟の天才として知られる。スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級で3階級制覇を成し遂げた。  同時代に四天王が筆頭しており、あまり注目されてないがこのボクサーは四天王のダークホースであると言えるだろう。負けはしたが、レナード相手に15R、ハーンズ相手に判定まで持ち込んだ。デュラン相手に至っては勝っている!唯一、闘っていないのがハグラーのみで、もし闘っていれば四天王と同じく語り継がれたであろうと思われる。 幼少期に父から厳しい練習を課された反動からプロ入りの時点ではすっかり練習嫌いとなったことでも知られ、1979年のレナード戦は試合前1週間の練習だけで調整したという。それが祟り被弾しKO負けすることが多くなったキャリア晩年に差し掛かってから重度のパンチドランカーの症状に悩まされた。引退した今でも時折メディアに姿を現すものの廃人同然の彼は一人でまともに生活できないどころか自分を認識できない心神喪失状態にあり、姉の介護を受けながら静かに仲良く暮らす姿が伝えられている。 最終戦績:総試合数62、勝ち53、KO勝ち31、敗け8、引き分け1。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36502269