茶道石州流広島県支部 初釜 訪問記

茶道石州流広島県支部 初釜 訪問記

武家茶道石州流宗家 広島県支部の初釜風景。江戸初期の大名茶人片桐石州(貞昌 号=宗閑)公以来の武家茶道。奈良に陣屋を構えた大和小泉藩主であり遠州流の小堀遠州に次いで四代将軍家綱茶道師範的な位置にいた。江戸時代は幕府公式の茶の湯として武家中心に全国に伝播した。全国(東京、奈良、新潟、会津、讃岐などなど)に多くの分派が派生して多岐に分かれている。分派しているため長い年月の間に各派ごとに点前や所作が違うようです。広島地方は呉や広島市に多く基本土佐清水派系統(清水派の発祥自体は仙台伊達藩)の点前の流れ。武家茶道なので台子の点前がいまだに残り初釜などで献茶なども各支部で行われるそうですね。土佐清水派では膝行というにじる動きがあったり 立ち上がる時膝廻りという所作があったり古い所作が残っているようでした。雰囲気は出ているかとおもいます。いくつか微修正してあげ直しています。古い武家茶の初釜にお邪魔して撮影させていただきました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36515040