諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第56回「かつての諫早湾干潟と現在」ゲスト:富永健司さん(諫早住民)

諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第56回「かつての諫早湾干潟と現在」ゲスト:富永健司さん(諫早住民)

諫早湾干拓問題の動向や関連した話題をお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2020年2月23日に放送した第56回では、諫早市在住の富永健司さんにゲストとしてご出演いただきました。小さい頃から諫早市内の本明川で遊んでいた富永さんは、その後、干拓事業で失われることになる諌早湾干潟の風景や生き物、そこで暮らす人々の姿を撮影し、1985年に「有明海 諫早湾の干潟と生活の記録」という写真集を出版されました。1997年の堤防閉め切りで全国に知られるようになった諌早湾干拓問題ですが、富永さんは干拓事業開始前から、故・山下弘文さんなどとともに、干潟保全の市民運動を担ってきた一人です。そんな富永さんに、諫早湾の干潟生態系の素晴らしさや、堤防閉め切り前の市民運動の様子、干拓事業に対する現在の思いなどを語っていただきました。諫早湾干拓問題は、漁業問題のみならず地球環境問題であり、干潟の生物生産性、防災、財政、営農など総合的な検証が必要であると、富永さんはおっしゃっていました。これからも一人でも多くの人にこの問題を訴えていきたいとのことです。なお、当日の通信の不具合で、番組の後半に雑音が多くなってしまったことをお詫びします。  mylist/48084459

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36535286