【NT京都2020】ミュージックダービー(仕組みデモ編)

【NT京都2020】ミュージックダービー(仕組みデモ編)

ミュージックダービーは、音楽によって7体のロボットを走らせ、演奏が終わったときに、どのロボットが最も遠くまで進むかを予想するゲームです。鹿、兎、ネズミなど、動物を模した4足歩行のロボットのそれぞれに、CDEFGABの音(ドレミファソラシ)が割り当てられています。例えば、鹿にはCの音、兎にはDの音、ネズミにはEの音が割り当てられています。Cの音を演奏すると、鹿が前に進みます。Dの音を演奏すると、兎が、Eの音を演奏するとネズミが前に進みます。ハ長調でキラキラ星の演奏をすると、曲が終わった時に、どの動物が最も遠くまで進むでしょうか?ハ長調の場合、ドが主音ですから、ドを割り当てられた鹿が最も遠くまで進むと予想するかもしれません。しかし、実際は、ソを割り当てられた豚が勝ちます。これは、キラキラ星では、ソの出現頻度が最も高いためです。逆にシは一度も出現しないため、猫は全く動きません。このように、ミュージックダービーは、曲の中での音階上の音の出現頻度を可視化することができます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36540930