マルティヌーのチェンバロ協奏曲の終楽章です ストラヴィンスキーの影響下なのか偽バロック調の作風に凝っていたフランス期の作品で、ファリャなどのクラヴサン協奏曲とは一味違った不可思議な気品があり(編成のせいだけではないと思います)脳内ヘビロテする曲です ランドフスカの弟子のラクール(1896-1997)に献呈され、トランペット協奏曲で有名なトマジが指揮をして1936年1月にパリで初演されたそうです ラクールはマルティヌーの他にフローラン・シュミット、タンスマン、プーランクなどに作品を献呈されています モダンチェンバロのために書かれたのか、強弱(ほぼ松葉!)が多く書き込まれていますが、ストップ以外は一切強弱をつけないで演奏してみました そもそもチェンバロ協奏曲全般はピッチと絶対音量の問題でなかなか実演が聴きにくいのですが、DTMだと難がありません 画像はクビシュタの「死の接吻」(PD)です mylist/49937921 ■追記:広告ありがとうございます!