村上春樹作「遠い太鼓」の午前3時50分の小さな死の要約 / 44A(朗読、ギター、動画)

村上春樹作「遠い太鼓」の午前3時50分の小さな死の要約 / 44A(朗読、ギター、動画)

今日4月27日は休日、自粛中ではあるが、車に、パソコン、電池で動くMTR、ギター、本を積んで、近くの小高い山にある駐車場にて音楽作成をすることにした。本は村上春樹さんの「遠い太鼓」というエッセイみたいなものだが、570ページ位あるものでやっと読み終わったのだ。内容は村上さんご夫婦が、30年ぐらい前に3年位、ギリシアやイタリアなどを旅したり住んだりした話だ。それで現在のイタリアはアメリカにつぐコロナへの感染者が多い国で大変なことになっているが、この本では陽気で大雑把なイタリア人について面白可笑しく書かれていたりもする。そういうわけで哀悼の意とまではいかないとしても午前3時50分の小さな死という項を私は選び要約して朗読したのだが、昔からイタリアには多くの死があり、その対極として輝かしい歴史があったといえる。そういうのもあり、筆者はその地で生と死について以前考えたのであろうと思う。遠い太鼓という題はトルコの方から来ていると書いてあったが、私も現在の状況を悼み遠い日本で拙いギター演奏と朗読をし、近くの池に白鳥がいたのでそれをスマホで撮影しこの動画を作成したわけである。かなりセルフである。。。まぁこれも天気が良いから出来るのであるが、雨天や基本は家でステイホームしなければと思う次第である。次回は「猫をすてる」という村上春樹さんの新刊と、村上春樹さんの翻訳のサリンジャーの「キャッチャーインザライ」をイメージしようと思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36753553