伝統野菜「大和丸なす」出荷

伝統野菜「大和丸なす」出荷

05月06日 12時36分奈良県特産の伝統野菜、「大和丸なす」の出荷が、奈良県大和郡山市で始まっています。大和丸なすは奈良県の伝統野菜で、直径が10センチほどの丸い形をし、しっかりとした肉質と強い甘みが特徴です。県内一の産地の大和郡山市では出荷が始まっていて、中西昭仁さんの農園では、けさも早くから農業用ハウスの中で、色づきや大きさを確認しながらなすを収穫し、箱詰めしていました。中西さんの農園では例年、大和丸なすを東京や京都の料亭などに出荷してきましたが、ことしは新型コロナウイルスの影響で注文が減り、地元のスーパー向けの出荷が多くなっているということです。中西さんは、「高く売れる料亭向けの出荷が減り、今後の売り上げが見通せない状況だ。ことしもおいしいなすができたので、消費者に味わってもらいたい」と話していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36815327