【新型コロナ】東京都の新たな指標 数値基準設けない理由は

【新型コロナ】東京都の新たな指標 数値基準設けない理由は

30日に発表された、東京都の新しい指標。どう変わったのか、その理由も含めて見ていく。まず1つ目は消防への相談件数、2つ目が、感染経路不明者の人数増加比を数値で表す。これにより、潜在的に、市中感染がどのくらい広がっているかわかるようにした。そして、救急搬送の状況。20分以上、搬送先が決まらないケースなどをわかるようにした。それによって、医療機関が今どのぐらいひっ迫しているのか、そういった状況がわかるようになった。新指標はこのような変化だったが、大きく変わったものがある。これまでの陽性の数値をまとめてみた。新規感染者数で見ていく。東京アラートだと20人以上が要請の目安で、休業再要請は50人以上が目安だった。30日の数値を見ると、55.1人だった。この数値、どちらの目安の数値も超えていることがわかる。ただ30日、東京都はこういった目安をなくすと発表した。その理由について、東京都知事は30日、「数字だけでは全体像をつかみにくい。医療現場、専門家の感覚も含めて判断していく」としている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37123619