熊本県と鹿児島県に大雨特別警報 ダム緊急放流は見合わせ

熊本県と鹿児島県に大雨特別警報 ダム緊急放流は見合わせ

活発な梅雨前線の影響で、九州を中心に大雨となっていて、気象庁は、熊本県と鹿児島県に大雨特別警報を発表した。気象庁・中本能久予報課長「熊本県と鹿児島県の市町村に『大雨特別警報』を発表した。命を守るために最善をつくさなければならない状況。普段災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒が必要」4日午前6時前に氾濫が確認された、熊本県を流れる球磨川の流域の様子。流域の一部では河川が氾濫し、2階建ての住宅が水没するなど被害が出ている。熊本県の球磨川では、一時、上流の市房ダムの緊急放流が検討されたが、いったん、見合わせたという。気象庁によると、熊本県では活発な雨雲が連なる線状降水帯が発生し、芦北町田浦では、午前6時半までの6時間に325.5mm、水俣市では午前8時前までの12時間に414mmを超えている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37141767