NYの見通し・10日※ 全面安は避けられない見通しも、踏み止まる指数と業種、FAANGプラスの騰落率にヒントあり?10日のNY株式市場・各指数の終値は、ダウ工業株指数が大幅続落するものと考えている。主要3指数が揃って上昇する材料に事欠きな状況、海運株のカーニバルの決算結果次第では、経済再開とリンクしたネガティブな流れが拡大するかもしれない。 また、連日東京での感染者数が過去最大とあって、国と国の行き来の暗雲立ち込めやすい状況下、為替のレパトリ需要がドル安につながりやすく、先物にとっても重しである。一方で、積極的な買い材料に乏しいが、かえって売り仕掛けのショートカバーを引き出しやすく、売り方と買い方の思惑に翻弄されやすい。結果、株価指数の終値は、実情とは異なった終わり方を迎えるだろう。